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夫は子育てを「手伝う」べからず!
 今日は久々に、フルコースウーマン談義をひとつ、させていただきたいと思います。
 ちなみに昨日は、佐伯チズ氏のスクールの授業3回目。
「あなたがキラキラ輝くための、フルコースウーマンコーチング」と
題して、4回計8時間の講義を担当しています。
 昨日は、20名の生徒さんたちに、さまざまなワークを交えながら、レクチャー。それぞれのフルコースな自己実現人生を心の奥底からイメージをつむぎ出してもらいました。

 彼女たちと接していても感じるのは、
現代女性の多くは、やはり、仕事も結婚も子育ても
いろいろなことを、経験して、両立させたい、という願いを
持っているということです。
 これはクリニックで診療していても同じことを感じます。
 黒木瞳さんや、松嶋菜々子さんが、憧れの女性像であることからも
明白ですが、仕事も家庭も、みんなやりたいという、
アグレッシブな思いを抱く女性が増えています。

 そんな女性が仕事と子育てを両立させるためには、
男性の育児参加が必要。
「あなたの夫は、どのぐらい子育てを手伝ってくれますか?」
なんてアンケートを、女性誌などで散見します。
 ですが、私個人の意見としては、
男性が、育児を「手伝う」という感覚を持っている程度では、
女性のフルコースウーマン人生実現は、厳しいと思います。
 夫も、女性と一緒になって、
子育てを「共同作業として」行うことが、必要です。
 お手伝い感覚でいるのでは、甘い!
 子供をつくったのは、男性女性、二人の共同意思であったはず。
つまり、育児責任も半々で同じだけ負うべきです。
 女性のほうが、
「私は育児が好きだから、私がメインでかかわりたいわ」と
望むのなら、別ですが〜。
そんな女性は、主婦業に才能があるはずですから、
専業主婦、もしくはパート程度の務めでも、
十分満足できるはずです。
それが、彼女のフルコース人生であれば、私はOKだと思います。
 ですが、そんな家庭だけで満足できる女性が少なくなっているのも事実です。

女性が高学歴となり、ほとんどの女性が一度、社会参加し、
働くという経験をします。
その中で、一度でも仕事上での自己実現の楽しさを知った女性は、
家庭生活のみでは、不満足感を感じてしまうんですね。
 そんな女性が、無理に家庭だけの世界でいようとすると、
欲求不満が高まって、結局、心や体調を崩しがちになってしまいます。
 イライラしたり、うつになったり、
もしくは、子供を自己実現の道具にしてしまったりと、
家族や家庭が、おかしくなってしまいます。
実際、そんな家庭が増えてきているように思います。
結構、専業主婦の世界も、病んできているなあというのが、
私の精神科医としての印象です。
 
 女性がイキイキしたフルコース人生を送る事は、
結局、健康な家族関係や、家庭を築くことにつながります。
ぜひ、多くの女性がフルコース人生を送れるように、
夫側も、意識改革して欲しいなあと思います。
 ちなみに、私の夫は、以前は「お手伝い感覚」でした。
 私の頼んだ事、言った事しかしてくれない。
指示を与えなければ、動いてくれないといった感じ。
「頼めば、やってくれるだけ、ましよ〜」と
人には言われていたので、それもそうかと思っていたのですが、
やはり、そういう間は、私自身がとても大変でした。
 自分が司令塔となってアチコチ目配りしなければ、
家庭がまわっていかない状態では、仕事が終わって帰ってきても、
家でほっとする暇もありませんでした。

 次男が生まれてからは、もう修羅場です。
 朝はバタバタと二人分の登園の準備(これが、あれこれ入れたり、
連絡帳を書いたりするので、結構大変)と、朝食の準備、
そして、次男の授乳、冷凍母乳の用意など、
それだけで、一日仕事したぐらいの疲労度です。
 そして二人を保育園へつれていき、自分が出勤。
その当時、自宅近くの大きな病院に勤めていたのですが、
病院での仕事のほうが、ずっとラクでのんびり感じたものでした。
夕方からは、またもや修羅場の始まりです。
ダッシュで保育園に飛び込んでお迎えに行き、
夕食の準備をしながら、授乳したり、離乳食を与えたり、と
目の前の用事をこなすのが精一杯で、気持ちの余裕がまったくありませんでした。
 そのせいか、イライラすることが多くて子供にも、よく怒鳴ってしまったし、主人とも喧嘩することが多々ありました。まさにストレスだらけの毎日。
 そのころに、何とかしなければと考えて、セルフサポートコーチング法を体系付け、自分で実践する事を始めました。
 そのおかげで、何とか精神的にも体力的にも持ちこたえることが
できたんですが・・・。それでも毎日、イッパイイッパイで
結構、かなり大変でした。
 でも、そんな私を見て、夫が徐々に変わっていってくれたんです。
 「このままだと、きっともたないな」と
思ったとか、なんとかで、詳しくは話してくれませんが、
私の様子をみて、自分も、もっと育児参加しなければ・・と
お手伝い気分が、共同作業をする気持ちへと変化していきました。

 その結果、今は、本当に、ラクになりました。
 朝は、次男の登園の準備は、全部夫がやってくれます。
何も言わなくても、連絡帳を書き、お着替えを入れてくれ、
時間が来れば、保育園へつれていってくれます。
お手伝い気分のときは、次男の服がどこにあるのか、とか、
何を用意したらいいのか、など、全くわからなかった夫が、
いまや、全部ひとりでしてくれます。
 私は、その間に、長男の小学校の準備をチェックしたり、
朝食の後片付けをしたり、夕食の下ごしらえをしたりと、
余裕をもって、時間を使う事ができます。
 私がいなければ、回っていかない家庭ではなくなり、
私が講演などで一日のほとんどを留守にしても、
ちゃんと家庭が回っていくようになりました。
 これって、女性側の精神的負担感としては、
天と地ほどの差があるんですよね。
 本当に、男性の意識ひとつで、女性の人生は、
大きく変わっていくんです。
 世の中の男性が、ぜひ育児を「共同作業」として認識して、
自分から、「主体的に」取り組むようになって欲しいなあと
思います。
| 精神科医&作家 奥田弘美 | Let'sフルコースウーマン塾 | 12:39 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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奥田先生、こんにちは。いつも楽しく拝見しています。

先生は「人生はフルコース」というNHKの土曜ドラマをご存じでしょうか?
私は見ていて、先生のお顔が浮かびました。
まだまだ先生のコーチングを始めたばかりで、未熟ものですが
フルコースな人生への思いが一層強くなりました。
私のつたない感想等でちょっとお恥ずかしいですが
blogにアップしましたのでよろしければご覧下さいませ。
| マーガレット | 2006/07/16 2:47 PM |
マーガレットさん、コメントありがとうございます。
NHKのフルコース、知ってます、知ってます。
思わず、私のフルコースと同じかなと思ったんですが、
また違うニュアンスでしたね。
フランス料理のフルコースに掛けてあるようです。
 さてさて、私も、全く未熟者で、毎日、
母親業も、医者業も、人間業も、暗中模索しながら
頑張ってます。
 そんな自分を支えるために、開発したコーチング法ですが、世のフルコース人生を目指す方の、お役に立てたら
とても嬉しいです。
 ぜひ、多くの方が、一人ひとりのオリジナルなフルコース人生にチャレンジしていただきたいなあと願ってます。
マーガレットさんも、自分なりのフルコースに、
ぜひトライしていってください。
| 奥田弘美 | 2006/07/16 10:26 PM |









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