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「バランス型人生志向の草食系男性が増えている!」男女共同参画センターでのセミナーを通じて感じたこと

  先日の土曜日、栃木県の男女共同参画センター「パルティとちぎ」主催の
「自分力発見講座」での講師のご依頼を受け、セミナーをさせていただきました。
 会場には、100名以上の方が集まられて、大盛況。
 参加者のほとんどは、30代から60代の女性が中心だったのですが、
2割弱ほどは、男性も参加しておられました。
 私のセミナーは、
「フルコース人生をいきいき楽しむためのワークライフバランス」と題し、
自分の生きたい人生をメイキングし、実現していくための
自己実現法&セルフケア法を御紹介しました。
 セミナー時間は、わずか1時間半ほどでしたので、
駆け足のお話&ワークだったのですが、皆さんとても熱心に参加してくださり、
その後のグループディスカッションでもアクティブに意見交換しておられました。
 少数派の男性陣も女性陣パワーに負けず
「仕事を引退してからなどと、先送りしないで自分のしたいこと、かかわりたいことを
今から実践していこうと思う」などと発言されていて、新鮮な驚きを感じました。
 
 パルティ栃木のスタッフの方とお話したところによると、
最近は、退職された団塊世代の方だけではなく、
30代、40代の現役世代の方も、
男女参画センターの催しに参加されることが増えているとか。
男性の料理教室や、育児講座、コミュニケーション講座など、
仕事から離れた家庭やプライベートを充実させるためのイベントに
興味を示す男性が、一昔前に比べると明らかに増加しているのです。
 ある30代の男性は、
「子供との関わりは、今、この時じゃないとできないことですからね。
しっかりと自分も参加して楽しんでおきたい」とおっしゃったそうです。
 わあ、なんて素敵な言葉なんだろう!と
私は大感激しました。
 今までは仕事オンリー主義が当たり前だった現役男性たちの中にも、
子育ての楽しさに気付いて、
積極的に関わっていこうと願う人が増えてきているんですね!
 
 先日、私は、新刊「草食系ビジネスマンのためのストレスフリー仕事術」を
上梓しましたが、まさに私のイメージする「草食系ビジネスマン」は、
そんなバランス型人生を大切にしようとする男性達。
 今までの男性社会は、バブル世代が中心となって、
「もっとサクセス、もっとマネー」がカッコイイ。
収入も業績も肩書きも、右肩上がりでアップしていく「量的幸福」を追い求め、
しのぎを削って競い合うというイケイケの肉食社会だったのが、
ここ数年、ちょっと様子が違ってきているように思います。
 自分の身の丈にあった仕事や収入があれば良しとして
もっと日々の「幸せの質」を大切に考えようと願う人が
20代〜30代の若い人を中心に増えているように思うのです。
 彼らは、ゆとり教育世代とか、新・新人類とかと呼ばれ、
「なんだか覇気がない、アグレッシブさに欠ける」と
否定的に言われることも多いようですが、
私は、彼らの中には、これからのバランスの良い男女共同参画社会を
実現していく輝石が存在すると感じています。

 医療用語に 「クオリティ オブ ライフ」という言葉があります。
先進医療をどんどん施すかわりに、薬漬け、点滴漬け、病院漬けの日々を送るよりも、
その人が人間らしい生活を送れるように日々の生活の質を上げる医療を目指そうというのが
その趣旨なのです。
 まさに男性たちの中にも、どんどん出世、成功、お金といった「量的幸福」を追い求めるあまり
バランスを欠いた仕事偏重型の人生を送ることに疑問を感じ、
「質的幸福」=「クオリティ オブ ライフ」の大切さに
気づき始めたのではないでしょうか?
 草食系という言葉が、昨今注目されてきている背景には、
そういった好ましい男性文化の変化があるのでは?と私は思えてなりません。



| 精神科医&作家 奥田弘美 | 子育て フルコースウーマン | 12:57 | - | - | - | - |
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