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北海道を日帰りで、医療コミュニケーションの講演してきました。
 昨日は、北海道にて講演、もちろん、いつものごとく日帰りしてきました。
 日本矯正歯科学会大会という、大きな歯科医師さん、歯科衛生士さんの学会で、
2000名を超える方々が全国から集まってきている、すごい学会でした。
 そのなかのセッションで、スタッフ&ドクターセミナーとして、
私の提案するメディカルサポートコーチング法をご紹介してきたのですが、
なんと、立ち見まで出る盛況ぶりでした。
 これは、私自身もびっくり。
 歯科医師さんや、衛生士さんたちにも、コーチングコミュニケーションが
熱い注目をいただいていることを実感しました。
 医科と歯科、多少は違えど、健康や命を守る使命は共通です。
 世間で言われているほど、医療者は、コミュニケーションを
軽んじてはいないのです。
 ただ、今まで、適切なコミュニケーション法がなかったために、
どうしたらいいのか、わからなかった。
そして、そんな教育も、まったく受けてこなかった。
 だから、何とかしたいが、どうすればいいのかわからない、
という状態が続いていたんですね。
 それに加えて、医療現場が多忙すぎて激務であるため、
一人の患者さんに短い時間しか、かけられないため、
ついつい医療行為優先となり、
コミュニケーションを丁寧にする気持ちの余裕も持てないという
悪循環がおこっていたのが、今までの医療界なんです。
 でも、確実に、徐々に徐々に、医療界も変わろうとしています。
 私のような一勤務医が提案したメディカルサポートコーチング法にも、
大きな共感とご指示をいただけるのが、その証拠。
 医療は、特殊なサービス業です。
命や健康を守るために、時には 「生活指導」「闘病教育」といった
役目も負わねばなりません。
顧客の快楽をメインに考える、レストランやホテルとの快楽追求型サービス業とは
違います。
 そこのところが、現在まで、ごっちゃにされてきたように思います。
 だからCA(キャビンアテンダント)や、ホテルマン出身の方の提案される
一般接遇コミュニケーション法を導入しようとしても、
現場の実情や、実態が加味されていないため、
無理があり、なじまなかったんだと思います。
 これからは、医療者自身が患者さんの声に十分耳を傾けながら、
かつ、自分たちも自己犠牲しなくていい、双方快適なコミュニケーション法を
作り上げていく時期に、今、医療界は直面してきたように感じます。
 
 実は、今日も今から、日経ヘルスの記者の方から、
医療コミュニケーションについての、インタビューを依頼されています。
 患者さん側の不満、ご批判をアンケートされた資料ももらっていて、
まだまだ、医療者と患者さん側のすれ違いが多い事に実感しています。
 微力ではありますが、私のメディカルサポートコーチング法が
そんなすれ違いを防ぐ、何らかのヒントになっていただければと
感じています。
 私自身も、まだまだ未熟者。いま現在も、患者さんとのすれ違いが起こり、
反省する事も、ときどきあります。
人間 対 人間ですから、まったくトラブルなしに
カンペキなコミュニケーションを続けるのは、無理というもの。
こちらが良かれと思って言ったりしたりしたことも、
逆に取られてしまうことも、時には起こってしまいます。
でも、自分の中に、指針となるものがあれば、
そのすれ違いに、早くに気づき、軌道修正することも可能です。
 もっと医療者側と、患者さん側の意識の溝が小さくなり
本当のパートナーシップを実現させていけるように、
私も努力しようと、心新たにした一日でした。

 ちなみに、昨日、私のフォローをしていただいた
歯科医師の女医さんは、私のブログのファンで、
ずっと愛読していただいているとのこと。
「フルコースウーマン、すごく共感してます。
私も、フルコースウーマン人生をめざしてます!」と
おっしゃっていただき、びっくりでした。
こんなサプライズな嬉しい出来事もあった、ステキな北海道ミニトリップでした。
| 精神科医&作家 奥田弘美 | メディカルサポート・コーチング | 13:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
日本初の医療コーチングの学術集会「臨床コーチング研究会」発足
 この土日は、2歳半の次男は生まれて初めて、私のいない夜を
過ごしました。
 と、いうのも、私は、この土、日は、岐阜県に一泊したからです。
 岐阜大学医学部のキャンパスにて、26日土曜日に
私は、岐阜大学医学部教授、和歌山医科大学教授と、仲間である医師らともに、
日本で初めての医療コーチングを研究していく学術的研究会となる
臨床コーチング研究会を、発足させました。
 医療と健康分野に特化したコーチング法・メディカルサポートコーチングを
私が開発し、提案し出したのが2002年。
雑誌連載、本の出版と続くうちに、どんどん医療分野で
コーチングが広がっていきました。
 いまや、医療の世界も、コーチング・ブームといった感があり、
医師、歯科医師、看護師、栄養士、理学療法士、薬剤師、鍼灸師など
あらゆる医療職者が、コーチングに関心を抱いています。
 私は医療コーチングのパイオニア、提唱者として、
それはとても嬉しいことだと思っていたのですが、
その一方、困った問題も出現しだしたのです。
 医療者がコーチングに興味を抱く人が増えているのを知り、
コーチングをビジネスとするプロのコーチング業者達が、
医療分野にコーチングを販売しようと、アプローチしてくるように
なりました。
 高額なセミナーを、医療現場での就労経験が全くない人が、
販促し、講師となって講義する・・・。
 それは、一概に悪いことではないかもしれませんが、
何の有効性も証明されていない手法を、医療現場に
導入することに、多くの医療者達は、すごく抵抗を覚えているのです。
本来、医療は、商業主義とは一線を引かれた
健康や命を扱う特別な現場。
そこで扱う手法は、医療に本当に有効なものでなければなりません。
そのため、医療では、研究会、学会という方法で、
商業主義を排除した、学問的なアプローチが重視されてきたのです。
 コーチングといえど、
医療現場で医療者として働いたことがない人によって作られた
コーチングプログラムを、そのまま導入していくことは
そういった医療の源流に反すること。
 そこで、商業主義を排除した、
純粋な学問としての医療コーチングを確立しようと
この土曜日、岐阜で、研究会が発足したというわけです。
 医療コミュニケーションに造詣の深い医療者が集まり、
今後、医療コーチングを、さまざまな医療者の目で
検証し、本当に有効なプログラムをつくっていきたいと
志を新たにしました。
 そんな素晴らしい出来事を経験したのが、この土曜日でした。
日曜日は、同じく岐阜大医学部医学教育開発センター主催の
ワークショップにて、メディカルサポートコーチングセミナーを行い、
ばたばたと急ぎ帰途につきました。
 そんなこんなで初めて次男と離れて夜をすごした1日でした。
| 精神科医&作家 奥田弘美 | メディカルサポート・コーチング | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
コンプレックスは宝なり?!
 今日は、豊島区大塚の(株)チーム医療という医療分野の
セミナー会社の老舗的会社主催で、
「メディカルサポートコーチング基礎コース」セミナーを
行ってきました。
 メディカルサポートコーチングは、私が、現役医療者としての
感覚を活かして、27のコーチングスキルを
医療コミュニケーション用にまとめたものです。
 拙著「メディカルサポートコーチング入門」(日本医療情報センター)が
すごく好評のため、チーム医療の社長さんが、「ぜひうちでセミナーを」と
お誘いいただいたのが、3年前。
 以後、このチーム医療さんでは、すでに6回以上、
このセミナーを開催していただいて
いるのですが、いつも定員いっぱいのお申し込みがあり、
とても人気のセミナーのひとつになっています。

 と、書くと、私が、すご〜くコミュニケーション上手で、
コミュニケーションの達人のように、
思われる方が多いでしょう?
 実は、実は、その正反対。
 研修医のころから、約5年間ほどは、医療現場でのコミュニケーションが
超不得手。患者さんやスタッフと、小さなトラブルをいくつも
経験してきました。
 先輩医師からも、注意されたり、怒られたりしたことも
あったくらいの、コミュニケーション劣等生だったんです。
 なんせ、元来口下手で、人見知りが激しかったので、
愛想というものを使わない。
舌足らずで、サービス精神協調精神ゼロに近い態度だったなあと
その当時を振り返ると、穴があったら入りたい!状態です。
 自分でもわかっているのですが、どうしていいのかわからない。
 ずっと私は悩み続けていました。
 コミュニケーションが下手というのは、私の大きなコンプレックス
のひとつだったんです。

 そんな私がなぜ?人様の前で、コミュニケーション講座なるものを
開催してしまっているのか?
いったい何をレクチャーしているのか??
 きっと、不思議に思う方も多いと思います。
 実は、私がレクチャーしているのは、
人並み以下だと思っていたコミュニケーション下手という
コンプレックスを、一応、人並みレベルまで解消できたという
その過程、方法を、お話しているんです。
 私は、自分のコミュニケーション下手というコンプレックスを
解消するために、色々なカウンセリングや心理学系の本を読み、
コーチングというコミュニケーション法のトレーニングを受けたりと
自分なりに、努力してきました。
 特にコーチングという方法が、自分にぴったり合い、
いろいろな流派のコーチング法を調べて、
自分なりに、アレンジして体系づけることができました。
 それが、メディカルサポートコーチングなんです。
 この方法を使うようになって、私は、医療現場はもとより、
日常生活でも、「雰囲気変わったね」とか
「話し方が大人らしくなったね」「物腰が洗練されたね」という
評価を、しばしば頂けるようになりました。
 私自身も、医療現場や、一般社交においても、
一応、人並みレベルには、
コミュニケーションできるようになったかなあと、
OKサインを自分に出せるようになりました。
といっても、まだまだ至らないことも多く、修行中ではありますが。
 
 この自分のコンプレックスを解消した過程が、
本になったり、5冊以上の雑誌に連載したり、
月1回は講演やセミナーに呼ばれて人にレクチャーするコンテンツに
なろうとは、つい6年前までは思いもよりませんでした。
 このコンテンツを開発したおかげで、
私は大きな大きな人生の望みであった
執筆家になるという、大きな足がかりになりました。
 このメディカルサポートコーチング法だけでも、
現在、2冊の本と、DVDを出版していただいています。
もちろん、全て企画出版です。(自分で費用を払うことのない
印税をいただける出版形態)
この秋には、もう一冊、ナース用コーチング本の出版も決定しています。
 メディカルサポートコーチングが広がっていくことで、
セルフサポートコーチングというコンテンツも連鎖的に考案する
きっかけとなり、こちらは、医療分野だけでなく
一般誌や新聞での連載のご依頼をいただくようになりました。
 そういう出版の過程や連載の過程を通して、
憧れだった出版業界の人ともお付き合いも広がり、
一般書の出版も決定したりと、どんどんチャンスに
結びつくようになりました。

 「実は、コンプレックスというのは、宝物かもしれない」
私は、今では、そういうふうに感じています。
私がコミュニケーションにコンプレックスを感じていなければ、
メディカルサポートコーチングという方法は考案できたかったでしょうし、
今の私の活動は、存在しえなかっただろうなと思います。
 コミュニケーション劣等生だった私が、
そのコンプレックスを解消できた過程だからこそ、
誰にでも「わかりやすい」「効果がある」と評価していただける。
もし、私が天才的なコミュニケーション上手であったら、
万人に通用するコンテンツを考え出すことはできなかったでしょう。
 コンプレックスには、ダイヤモンドの原石のような
宝物の種が眠っている。
 コンプレックスをコンプレックスのままにしておかないで、
それを解消しようとする行動や過程で、その原石は磨かれる。
 今、私は、そんなふうに実感しています。
 今も、まだまだコンプレックスだらけの私ですが、
それにメゲないで、プラスに変えるために頑張りたいなあと
思っています。

 ちなみに、メディカルサポートコーチング法は、
一般のコミュニケーション法としても、使えるということで、
私の拙著やDVDを、医療者以外の会社員やOLさん、主婦の方が
買われることが増えているそうです。
現在、私のコミュニケーションに関わる書籍は、
医療者向けコミュニケーション法・メディカルサポートコーチング入門
(日本医療情報センター)
メディカルケアスタッフのためのコーチング25のヒント
(厚生科学研究所)
 DVD版「メディカルサポートコーチング 医療コミュニケーション・基礎編」
(チーム医療)
が、出版されています。
 もし、コミュニケーション下手で悩んでいる方がおられましたら、
ぜひ、コンプレックス解消の参考にしていただけたら嬉しいです。

 
 
| 精神科医&作家 奥田弘美 | メディカルサポート・コーチング | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
今日は福島県郡山で400人ナースのセミナー
 今日は、福島県看護協会からご依頼を受けて、
福島県郡山のビッグパレットという立派なホールで、
400名を超えるナースの方に、メディカルサポートコーチング
セルフサポートコーチングのセミナーを行いました。
 友人のことがあったので、いつもどおり元気に出来るだろうかと
不安だったのですが、400名の熱気とエネルギーに後押しされて、
つつがなく終えることができました。
一生懸命に私の話を聞いたり、メモをとったり、
ロールプレイをしてくださるナース達の姿に、
大きなパワーをもらいました。

 「ナースは、医療コミュニケーションのリーダーです」
 最近、私はこのように表現しています。
 患者さんの治療のリーダーは医師ですが、ナースは医療現場での
コミュニケーションの要です。
ナースは患者さんに最も接する時間が長く、
医師や理学療法士などの他職種と
患者さんをつなぐパイプラインの役割を果たしています。
 そのナースが、現在、かなり疲れ気味。
 以前から3Kなどと言われ、ハードな仕事をこなしてきたナースですが、
医療現場の厳しい経済的締め付けもあり、最小限の人数で、
最大限の仕事をこなしています。
 また、コミュニケーションの要として、企業でいうと
中間管理職のような感じで、患者さんと、他の医療者の板ばさみに
なりがちです。
 私の外来にも、うつ病や心身症、パニック障害を発症して
やってこられたナースが何人かおられました。
 医療現場での他者(患者さんやスタッフ)との
コミュニケーションスキルであるメディカルサポートコーチング
講演やセミナーのご依頼をうけることが多いのですが、
私は必ずセルフサポートコーチングも最後にチョコッとだけでも
触れることにしています。
 他者と良好なコミュニケーションをとろうと思ったら、
自分の調子が良くなければ、いい笑顔すらできない。
ストレスや疲労で自分のエネルギーが落ちてしまうと、
他者への思いやりを感じる余裕もなくなります。
 自己犠牲の精神が美談にされがちな医療界ですが、
私は逆に医療者が自分のことを大切にケアして、
エネルギーを高めれば高めるほど
良い医療が作り出せると思います。

 セルフサポートコーチングは、学研の月刊ナーシングという
ナース向けの雑誌に1年以上、連載していたのですが、
いつも驚くほどの好評をいただいておりました。
連載終了時には、連載続行のお願いメッセージまで
編集部に届いたということでした。
 連載を通じてナースが、いかに大きなストレスを抱えていて、
セルフケアの方法を望んでいるかを実感しました。
 この秋には、学研からナースのための
メディカルサポートコーチングセルフサポートコーチング
本も出版していただく予定です。
 「ナースの皆様、頑張って!」という気持ちをこめながら、
執筆しました。
ナースのステキな笑顔のために、私の方法が、
少しでも役に立ってもらえたら嬉しいなあと思います。
| 精神科医&作家 奥田弘美 | メディカルサポート・コーチング | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
メディカルサポートコーチングが高知大学医学部の入試問題に出題!!
 私の拙著「医療者向けコミュニケーション法メディカルサポートコーチング」が
高知大学医学部の後期日程の試験問題として出題されていることが判明しました。
 出版元である日本医療情報センターから、一昨日、ご連絡いただき、
試験問題の実物も拝見したのですが、超、超、びっくり!!でした。
なんと「次の文章を読んで、設問に答えよ」として、
試験問題の3ページにわたって、私の著書からの文章が引用されているでは、
ありませんか。
そして、設問として6問ほど、マルティプルチョイス形式で、
医療コミュニケーションに関する問題が出題されているのです。
 入試問題という性質上、事前の情報はまったくなく、
出版社も、私も、びっくり仰天の嬉しい出来事でした。
 医療コミュニケーションが、入試問題として、
しかも国立大学医学部の入学試験に出される時代になったんだなあ〜。
 私が地道に続けてきた、医療コミュニケーション・コーチング
活動が、徐々に実ってきたのだと思うと、
胸にこみあげるものがありました。

 高知大学医学部には、昨年度も非常勤講師として、
学生さんへ、ロールプレイを中心としたセミナーをしにいきました。
今年も7月に、講義予定をいただいています。
 メディカルサポートコーチングは、私がドクターになって
患者さんやスタッフとのコミュニケーションで数々の失敗を繰り返した反省から、
「学生時代や、若い研修医時代に、
こんなわかりやすいコミュニケーション法を知っていたら
失敗しなかったのになあ」
という思いを込めて、書いた1冊です。
 ぜひ、多くの医療者の卵さんたちに、お役立ていただきたいと
思います。
 この本の出版以来、月2回の割合で、
日本全国の病院、医療関係者の団体や、学会、研究会から、
講演のご依頼を受けます。
小さい子供がいるので、全部日帰りでこなしており、
大変といえば大変なんですが、これからも頑張って
お伺いして、私のコーチング理論をご紹介していきたいと思います。
国立大入試問題に引用されたというハッピーな出来事に、
志を新たにしている毎日です。
| 精神科医&作家 奥田弘美 | メディカルサポート・コーチング | 14:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |